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じんくんのWEB日記


by jinkun_40
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「何十万人ものイスラム教徒がイエスに従う(その1)」

フライデーファックス2005年第23号6月10日発行より引用です。

千年期の出来事:何十万人ものイスラム教徒がイエスに従う(その1)
数百年に一度起こることもあれば、数千年に一度起こることもある。 
フライデーファックスの今号と次号は、この千年期に起きた出来事について取り上げる。

今から14世紀前、イスラム教がエジプト、チュニジアといった、以前のキリスト教国に広まった。 この千年間、特に残忍な「キリスト教」十字軍と、非聖書的な西洋化された教会の宗教的慣習の発達以降、イスラム教徒をキリストに導くことはクリスチャンには困難なことであった。 14億の信奉者がいるイスラム教は、聖書的な福音に抗っていることが明らかな伝統的キリスト教に次いで、世界第2位の宗教である。 
まだ若いクリスチャンであった頃の私が聞いたイスラムについての唯一のメッセージは「イスラム教徒をキリストのために勝ち取ることは、特に不可能なことだ」というものだった。 これは、何百年にもわたる見せかけの宣教のゆえに起きたフラストレーションと私が考えている、地獄からのメッセージである。 効果のない宣教方法、統一されない教会、そして1990年代までのクリスチャン指導者の中心人物たちの甚だしい信仰の欠如、これらが合わさって宣教の不信仰という環境を作り出した。 1982年、全キリスト教宣教師のわずか2%がイスラム教徒の中で働いていた。驚くべき少なさである。



[5000人、12万人、52万2000人]
昨日、私はイスラム教徒の中で働いている3人の宣教師と昼食を共にした。 
そのうちの一人が言った。 
「この2年間に、私はインド北部で5000人以上のイスラム教徒がイエスを信じるようになったのを見た。 この働きは急速に成長しているため、数はすぐに5万を超しそうだ。 彼らは増殖可能なハウスチャーチで集まり、ますます多くのムッラー(イスラムの教師・指導者)がこのムーブメントに加わっている。」
別の一人がこう言った。 
「自分自身の経験と他の信頼できる情報源によると、バングラデシュでは、2003年に毎月7000人のイスラム教徒が洗礼を受けた。 彼らは徹底したキリストのしもである。 2004年には、なんと12万人が彼らに加わった。 1997年以来、イエスに従うイスラム教徒の数は52万2000人増えた。」
52万2000人? スイス、オーストリア、フランスを合わせた福音的クリスチャンの数よりも多い! そんなことが可能なのだろうか? 何が起こったのだろう? バプテストの宣教学者であり著作家でもあるデービッド・ガリソンによると、
「この20年間に、過去のいかなる時期よりも多くのイスラム教徒がキリストを信じるようになった。 北アフリカでは、1万6000の(北アフリカ山地の)ベルベル人イスラム教徒が回心してイエスを信じた。 中央アジアのある共和国では、4000人のイスラム教徒が救い主を見いだした。 過去15年間に、1万5000人のカザフ族のイスラム教徒がキリストを見出した。 
アルジャジーラで、リビアのイスラム教聖職者の指導者であるアーマド・アル・カターニ師がこう語った。
『毎時間、667人のイスラム教徒がクリスチャンとなり、毎日1万6000人が、毎年600万人が、クリスチャンとなる!』 この数は確かに誇張されているが、イスラム教の専門家が、今起きていることに気がついていることを示している。 つまり、イスラムからキリストへの大宣教ムーブメントである。」

[幻が現実になる]
今起きていることの例として、ケヴィン・グリースンの話を使ってみよう。 グリースンは、南アジアで働くバプテストの宣教師である。 2004年に出版された彼の著書『ラクダのトレーニング(Camel Training)』の中で、彼はこう書いている。
「1997年9月、私はシンガポールのベッドで横になった。 宣教師の訓練会に出席中だった。 眠りにつく前に私は、何千人ものバングラデシュのイスラム教徒が地獄に行く幻を見た。 その幻があまりにも真に迫って私の心を捉えたため、私は泣き出した。 22年間で初めてのことだった。 
ところが、その場面は変わった。 そのイスラム教徒たちは新しい命令を受けて別な道を与えられ、天国に行った。 翌日、私の心は躍った。 3万人の米国のクリスチャンが、私が働こうと願っていた人々の群れのために祈りのキャンペーンに参加し、私が幻を見たその時間に彼らが祈っていたことを聞いたからである。 宣教師一年目に収穫はなかった。 2年後、我々は西洋へ輸出するかごを編む仕事をしていた女性23人を集めた。 そして、アブドゥール(仮名)のことを聞いた。

[アブドゥールから学ぶ]
アブドゥールは地方の教会開拓者であるが、彼自身が元イスラム教徒であったクリスチャン、あるいは『イサヒ(イサ/イエスに属する者)』である。 1998年、彼は5万人のイスラム教徒が受洗するのを見た。 そして、2003年までに8000の教会が開拓された。 彼は少し変わった方法を使っていたので、私たちも彼からその方法を学んだ。 
私たちは女性たちに、夫を集会に連れてくるように言った。 彼女たちは皆、夫や父親を連れてきた。 そこで私たちは、イエスについて語っているコーランの箇所を説明し、彼が単なる預言者ではなく、それ以上のお方であることを示した。 彼らは興奮し、また怒った。 興奮したのは、イサ(イエス)についての真理を知ったからである。 怒ったのは、自分たちのイマーム(イスラム教の教師)たちが真理を隠していたからだった。 そして、彼らの言葉に訳されている『ジーザス・フィルム』を見せた。 それから起きたことは信じがたいことだった。
男性たちは、翌日もう一度集まろうと主張した。 4日間、彼らはそこに座って福音を聞いた。 彼ら全員が、イエスを信じた。 そして6つの新しい『ジャマーツ(ハウスチャーチ)』が形成された。 それからの2年半のうちに、私たちのチームは4500人のイスラム教徒が洗礼を受け、314の新しい教会ができるのを見た。 さらに2年後、教会の数は800になった。 このムーブメントは依然として成長し続けている。 イスラム教徒の心がこれ程キリストに開かれるように、いったい私たちは何を教えたのだろうか? それは、ラクダに関係がある・・・。」
by jinkun_40 | 2005-07-22 14:03 | Friday Fax