「ミッドライフ」
2005年 11月 07日
以下の文章は「人生のコーチ」11月7日号よりの引用です。
「ミッドライフ」
「中年の危機」という言葉がある。 ものの本によると正確には「中年の危機」と「更年期」とは正確には違うらしい。 前者は精神的なもの、後者は肉体的なものによることが多い。 前者は35-45歳であらわれ、後者は男性でも女性でも45-55歳におこると言われている。 筆者も体験済みだが、30代の時とは体力が半減している。
孔子は40にして迷わずと言うが、実際40代は一番迷いが多い。 人生の前半一応のことをやってきて、何か空しさを感じている。 かといってこの先も見えない。 ある人は30代までは浅い、流れの早い川であると。 40になると急に川幅が広がって湖に出てしまう。 対岸を見つけるまで数年かかるという訳だ。 この時期、もう一度自分を見直し、現在地を知ろうとする。 また、いままでの価値観が変わってゆくのを体験する。 うすぺっらなものから「本物志向」に変わる。
アメリカで男性の「中年期」に関する本を書いてベストセラーになっているパトリック・モレリー氏は人生の前半、後半で価値観が以下のように変わるという。
1) 「能力」で判断するより、その人の「人となり」に関心が向く。
2) 「消費」する人生から「貢献」する人生へ
3) 「パフォーマンス」から「意味」へ
4) 「単なる成功」から本当の「人生の成功へ」
5) 「達成」から「意義へ」
6) 「行動」から「平和」へ
7) 「結果」から「美」へ
8) 「効率」から「美学」へ
人生の後半は健康のためにも少しリラックスして、「好きな」ことにフォーカスし「友達」を大事にし、神の創造の美を味わい、仕事は半分くらいの気持ちでいるのが良いかもしれない。
曽野綾子さんは「人生は中年以降にしか熟さない」だから中年こそ「見る目」を持って人生を見れる時期なのだという。 だからいいこともある。
■今週のことば■
「かなりの期間、岸を離れない限り新しい島を見つけることはできない。」 Andre Gide
ご感想お待ちしています。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
メールアドレス:askjinsei@yahoo.co.jp
毎週月曜日更新
主催:あなたを応援するライフコーチ KAZU 栗原
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ミッドライフ」
「中年の危機」という言葉がある。 ものの本によると正確には「中年の危機」と「更年期」とは正確には違うらしい。 前者は精神的なもの、後者は肉体的なものによることが多い。 前者は35-45歳であらわれ、後者は男性でも女性でも45-55歳におこると言われている。 筆者も体験済みだが、30代の時とは体力が半減している。
孔子は40にして迷わずと言うが、実際40代は一番迷いが多い。 人生の前半一応のことをやってきて、何か空しさを感じている。 かといってこの先も見えない。 ある人は30代までは浅い、流れの早い川であると。 40になると急に川幅が広がって湖に出てしまう。 対岸を見つけるまで数年かかるという訳だ。 この時期、もう一度自分を見直し、現在地を知ろうとする。 また、いままでの価値観が変わってゆくのを体験する。 うすぺっらなものから「本物志向」に変わる。
アメリカで男性の「中年期」に関する本を書いてベストセラーになっているパトリック・モレリー氏は人生の前半、後半で価値観が以下のように変わるという。
1) 「能力」で判断するより、その人の「人となり」に関心が向く。
2) 「消費」する人生から「貢献」する人生へ
3) 「パフォーマンス」から「意味」へ
4) 「単なる成功」から本当の「人生の成功へ」
5) 「達成」から「意義へ」
6) 「行動」から「平和」へ
7) 「結果」から「美」へ
8) 「効率」から「美学」へ
人生の後半は健康のためにも少しリラックスして、「好きな」ことにフォーカスし「友達」を大事にし、神の創造の美を味わい、仕事は半分くらいの気持ちでいるのが良いかもしれない。
曽野綾子さんは「人生は中年以降にしか熟さない」だから中年こそ「見る目」を持って人生を見れる時期なのだという。 だからいいこともある。
■今週のことば■
「かなりの期間、岸を離れない限り新しい島を見つけることはできない。」 Andre Gide
ご感想お待ちしています。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
メールアドレス:askjinsei@yahoo.co.jp
毎週月曜日更新
主催:あなたを応援するライフコーチ KAZU 栗原
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
by jinkun_40
| 2005-11-07 11:20
| 人生のコーチ